天王星(てんのうせい)
 望遠鏡を使って発見された最初の惑星です。直径は地球の4倍もあるのですが、とても遠くにあるので、望遠鏡がないと見ることはたいへんむずかしいでしょう。

 天王星を発見したのは ウィリアム・ハーシェルです。1781年3月13日に、ハーシェルは望遠鏡で観測している時に偶然、天王星を見つけました。ただ、ハーシェルは最初は彗星と思っていたようです。ハーシェルより前にも天王星を見た人はたくさんいたのですが、新しい惑星とは思わず見過ごしていました。

 また、天王星は「ハーシェル」とも呼ばれていました。ほかの惑星と同じように、古い神話の中から名前を採って「天王星」という名前にしよう、と最初に提案したのはボーデという人です。「天王星」という名前が一般的になったのは1850年頃のことです。

 天王星を訪れた惑星探査機はボイジャー2号だけです。ボイジャー2号は1986年1月24日に天王星に接近しました。ボイジャー2号は、それまで地球からの観測で知られていた5つの大きな衛星の他に、10個の小さな衛星を発見しました。


天王星の衛星

 天王星は15の衛星をもっています。太陽系の惑星の衛星には、古代神話からとられた名前がつけられていますが、天王星の衛星だけはちがって、シェイクスピアとポープの作品の中から名前がとられています。

 天王星の衛星は二つのグループに分けることができます。ボイジャー2号がみつけた、内側をまわっている小さくて暗い10個と、外側をまわる大きな5つです。

衛星の名前距離(km)直径(km)発見者発見年
コーディリア5000013ボイジャー2号1986
オフィーリア5400016ボイジャー2号1986
ビアンカ5900022ボイジャー2号1986
クレッシダ6200033ボイジャー2号1986
デスディモナ6300029ボイジャー2号1986
ジュリエット6400042ボイジャー2号1986
ポーシャ6600055ボイジャー2号1986
ロザリンド7000027ボイジャー2号1986
ベリンダ7500034ボイジャー2号1986
パック8600077ボイジャー2号1985
ミランダ130000236カイパー1948
アリエル191000579ラッセル1851
アンブリエル266000585ラッセル1851
ティタニア436000789ハーシェル1787
オベロン583000761ハーシェル1787


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