土星(どせい)
 土星は、木星のつぎに大きな惑星で、まわりに美しい環があることで有名です。木星と同じように、厚い大気でおおわれていて、しまもようを見ることができます。土星の環は、小さなかたまりの集まりで、それぞれ土星のまわりをまわっています。かたまりのほとんどは氷です。

 土星は古くから知られています。ガリレオが1610年に、初めて望遠鏡で観測しました。彼は土星のおかしな姿に気づき、混乱してしまいました。土星の環がかたむいているために、見る方向によって土星の形がちがって見えたからです。

 1979年、宇宙探査機パイオニア11号が初めて土星を訪れました。その後にボイジャー1号と2号が訪れました。ボイジャー2号の観測により、土星のリングは3つから7つに増え、衛星は10個から21個になりました。
 1997年10月には、新たな土星探査機カッシーニが打ち上げられます。カッシーニは、2004年6月に土星に到着し、3年半にわたって観測を行うことになっています。

 夜の空なら、土星は望遠鏡がなくても見つけることができます。木星ほどには明るくないですが、星(恒星)がするような「またたき」をしないので、簡単に惑星だとわかります。環と大型の衛星は、小さな天体望遠鏡で見ることができます。


土星の衛星

 土星には18の名前の付けられた衛星があり、他のどの惑星よりも多いです。まだ発見されていない、より小さな衛星がいくつかある可能性も十分です。
 18の命名された衛星に加えて、少なくとも さらに12の衛星が報告され、仮の命名を受けています。

衛星の名前距離(km)半径(km)発見者発見年
パン13400010ショーウォルター1990
アトラス13800014テリル1980
プロメテウス13900046コリンズ1980
パンドラ14200046コリンズ1980
エピメテウス15100057ウォーカー1980
ヤヌス15100089ドルフュス1966
ミマス186000196ハーシェル1789
エンケレラドゥス238000260ハーシェル1789
テシス295000530カッシーニ1684
テレスト29500015ライツェマ1980
カリプソ29500013パスキュ1980
ディオネ377000560カッシーニ1684
ヘレネ37700016ラキュ1980
レア527000765カッシーニ1672
ティタン12220002575ホイヘンス1655
ヒペリオン1481000143ボンド1848
イアペトゥス3561000730カッシーニ1671
フェーベ12952000110ピカリング1898

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