火星(かせい)
 火星は、地球のすぐそとがわを回る赤い惑星です。赤くかがやくすがたを見ることができます。大きさは、地球の約半分です。

 火星に行った最初の宇宙船は1965年のマリナー4号です。1976年の2つのバイキング(着陸船)を含むいくつかの探査機がマリナーに続きました。

 1972年のマリナー9号は、火星の表面で大量の水が流れたあとを写真にとりました。このことは、火星が昔はずっと暖かく、大気が厚かったかもしれないことを示しています。このような環境であれば、生命が発達し、生息していたかもしれません。ただ、この4年後にアメリカのバイキング・ランダーが火星の土を調べましたが、生命を見つけることはできませんでした。はたして、火星に生物はいるのでしょうか?あるいは、以前は生物がいたのでしょうか?これは火星の石を地球に持って帰るまでは分からないのかもしれません。

 火星には、たいへん大きな山があります。オリンポス山という名前がつけられています。太陽系最大の山であり、まわりの平原から24kmも盛り上がっています。その山の下の部分は直系500km以上あり、高さ6kmのがけがあります。(写真があります)

 火星には小さな2つの衛星があります。フォボスとダイモスです。

 火星 (ギリシャ語:アレス)はたたかいの神です。おそらく、その赤い色からこの名がつけられたのでしょう。火星は、ときに赤い星と呼ばれます。(ローマの神であるマルスは、ギリシャの神であるアレスと関連づけて考えられるようになる以前には、農業の神でした)。3月のことを英語でマーチ(March)といいますが、この月の名前はマルス(Mars)から来ています。


いろんな火星の写真
太陽系惑星データ
火星探査計画

 火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤー(アメリカ)が11月8日2時ちょうどにデルタ2型ロケットで打ち上げられました。1997年の9月12日に火星に到着する予定です。

 マーズ・グローバル・サーベイヤーの軌道

 また、11月17日5時48分にロシアのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた火星探査機マルス96(ロシアほか)は、4段目ロケットの点火に失敗し、地球圏からの離脱ができず大気圏に再突入し、残念ながら計画は失敗に終わりました。

 12月4日午後3時58分にはアメリカのマーズ・パスファインダーが打ち上げられました。火星到着は1997年7月4日の予定です。マーズ・パスファインダーは、パラシュートで降下し、火星表面に着陸します。小型探検車も使用して火星表面の探査をすることになっています。

 人類の火星探査


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