こと(琴)座(Lyra)


 こと座は、夏の夜空で一番明るい星、ベガを含む星座です。こと座自体は小さくまとまった星座です。こと座には、惑星状星雲(わくせいじょうせいうん)M57があることで有名です。ドーナツ状星雲ともよばれています。

 古代ギリシャで使われていた「竪琴(たてごと)」という楽器をモデルにした星座です。神話では、楽人オルフェウスが持っていた竪琴が、オルフェウスの死後、天にあげられて星座になったものとされています。

 ベガは0等級の明るさがあり、全天で5番目に明るい星です。このため、ヨーロッパ諸国では「夏の夜の女王」と呼ばれ、日本では「織り姫星」「織女星」などと呼ばれています。また、夏の大三角形を形づくる星の一つです。

 8月ごろは、日が沈んで暗くなった頃、南の空高くに見ることができます。天の川をはさんで反対側には、わし座のアルタイル(ひこ星)が輝いています。
 9月上旬の夜9時頃には、南の空高く、ほぼ天頂近くで上の写真のようなこと座の姿を見ることができます。
 また、9月上旬の夜9時頃、体を東に向けて頭上を見るとちょうどこの写真のようにこと座と、天の川近くの星座の姿を見ることができます。

こと座付近の星空 (星座線あり星座線なし