宇宙の観測
 宇宙の観測は、世界中のさまざまな所で、さまざまな方法で行われています。小さいものでは双眼鏡から、大きいものでは、直径が10mをこえる大望遠鏡まであります。最近では、ついに望遠鏡は地球を飛び出してしまいました。みなさんの中にも知っている人は多いと思います。スペースシャトルで打ち上げられた「ハッブル宇宙望遠鏡」ですね。

 日本にも、たくさんの天文台がありますし、なにより、多くの人が趣味で天体観測を行っています。最近では、鹿児島のアマチュア天文家の百武さんが彗星を発見したのは有名ですね。みなさんはこの百武彗星を見ることができたでしょうか。すばらしく美しい大彗星でした。

 宮崎大学教育学部にも、天体観測のための様々な機器があります。双眼鏡や、野外観測用の小型望遠鏡、そして教育学部実験研究棟の屋上に設置されている50cm反射望遠鏡(写真)などです。これらの機材を利用して得られた様々な情報や天体画像を、インターネットを通じてみなさんに紹介しています。

 特に、最近では、遠く暗い小さい天体の姿を捉えるために、普通のカメラと違う、「冷却CCDカメラ」という特殊なカメラを使用しています。これは、写真のようにフィルムを用いて撮影するものではなく、「CCD」というものでコンピュータのデータとして天体の姿を得ることができる観測装置です。この「冷却CCDカメラ」の使用により、美しい天体の姿を得ることが可能になりました。

 宇宙を観測するためには、さまざまな方法があるのですが、まずは宮崎大学教育学部にある観測機器を例にとって、これらの機器を用いた天体観測を紹介しましょう。


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