しし座流星群


 11月17〜19日にかけての「しし座流星群」の出現日が近づいてきました。 「しし座流星群」は、テンペル・タットル彗星を母彗星(ぼすいせい)とする 流星群です。

「しし座流星群」とは・・・

 流星群は、地球が彗星の軌道(通り道)を横切るときに多く 見られます。これは、彗星のかけらがその彗星の軌道に多く散らばっている ためです。

 今回の「しし座流星群」は、図に示しているようにテンペル・ タットル彗星の軌道を地球が横切るときに出現するものです。また、この 「しし座流星群」となるテンペル・タットル彗星のかけら(粒子)は、 図に示しているように、地球が公転で進む方向のほぼ 正面からやってきます。 このため、秒速70kmという速いスピードで 地球大気に突入するので、速く、明るい、派手な流星群です。 この流星群の出現点がちょうどしし座付近であるため、「しし座流星群」と 呼ばれています。 流星は、地上100kmあたりで光りはじめ、80kmくらいで燃えつきてなくなります。

 今年(1996年)の「しし座流星群」は、11月17日か18日の夜中がもっとも 多く見ることができるのではないか、と予想されています。その数を 予想することは難しいのですが、最低でも1時間に数十個の流星を見ることが できるのではないか、とのことです。ちなみに、1966年にはアメリカで1時間に 15万個!もの流星が観測されたそうです。ひょっとすると大流星群にめぐり あえるかもしれませんね。

「しし座流星群」を見よう!

 今年の「しし座流星群」は11月17日と18日のどちらが多く見ることができるか わからないので、できれば2日間とも観測してみましょう。17日は日曜日ですし、 観測にはもってこいですね。流星群の出現点である「しし座」が上ってくるのは 前日(16日、土曜日)の深夜23時すぎですので、流星を見るのは17日の 午前1時あたりからが良いのではないでしょうか。
 観測のために必要なものは特にありません。夜は冷え込みますので、防寒具は 用意しておいた方がいいですね。寝袋や毛布などにくるまって横になり、 楽な姿勢で東から南東の空を眺めるのが一番良さそうです。たくさんの 流星を見ることができればいいですね。楽しみです。


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