銀河と宇宙
私たちの太陽系は、銀河系という約2000億個の星の集団の一部を構成しています。銀河系は、多くの星雲や星団、星間物質と呼ばれるガス体などを含んでいます。
宇宙には銀河系と同じような星の大集団(銀河)が多数存在しています。銀河の大きさは、どれも非常に大きく、アンドロメダ銀河は直径が20万光年を超える大きさを持っています。また、距離も非常に大きく、比較的近いアンドロメダ銀河でも、約212万光年の距離があります。
銀河は、見かけ上の形から、以下のように分類されています。
- ・渦状銀河(渦巻銀河):S
- 中心核のまわりに恒星、星間物質などが渦状に分布しているもの。
- ・棒渦状銀河(棒渦巻銀河):SB
- 中心核を通る棒形の恒星集団があり、その両端から渦巻の渦が出ているもの。
- ・楕円銀河:E
- 星雲や星間物質が少なく、ほとんど恒星だけが楕円体状に集まっているもの。
- ・不規則銀河:I
- 形が不規則なもの。内部構造も不規則。
銀河のうち、私たちの銀河系に最も近いのは、17万光年の彼方にある大マゼラン雲(直径4万光年)と、小マゼラン雲(直径2万光年)です。これらは不規則銀河で、銀河系を主銀河とする三重銀河を形成しています。つぎに近いのが約212万光年の距離にあるM31(アンドロメダ銀河)です。これは直径20万光年の渦巻銀河で、銀河系とよく似た構造をしています。アンドロメダ銀河も三重銀河の主銀河となっています。
これらの銀河一つ一つには、アルファベットと数字で番号が付けられています。「M51」などのように、先頭に「M」が付くものは、18世紀に、フランスのシャルル・メシエという人がリスト化したもので、メシエ天体といいます。メシエ天体には、銀河だけではなく、銀河系内の星雲、星団なども含まれています。
メシエナンバーの他にも銀河を数字とアルファベットで分類したカタログがあります。NGCカタログや、ICカタログなどです。
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