50cm天体望遠鏡
 宮崎大学教育学部には、50cmの大きさの反射鏡を持った反射望遠鏡があります。あまりにも大きくて重く、人の力だけでは動かすことが大変なので、モーターで動かすようになっています。この望遠鏡の操作は、コンピューターを使ってできるようになっていて、見たい天体の方向へ、コンピュータが自動で望遠鏡を向けてくれます。

 写真のまん中のいちばん大きなつつが50cm反射望遠鏡です。そのすぐ横に見える少し細いつつは、15cmの屈折望遠鏡です。

 「赤道儀」というのは、地球の自転にあわせて望遠鏡を動かし、天体を自動的に望遠鏡の視野内に入れておくための装置です。この赤道儀がないと、天体はあっと言う間に移動して(実際は地球が回っているからなのですが)、見えなくなってしまいます。きちんと天体を追いかけるためには、この回転軸は、地球の自転軸と平行になっていなければなりません。

 直径が50cmというと、すごく大きいように感じられますが、世界中に目を向けると、ハワイには、対物鏡の直径が10mもある望遠鏡があります。10mというと、どのぐらいの大きさなのでしょうか。みなさんの教室の広さをはかって、くらべてみてください。ちなみに、宮崎大学教育学部の天体望遠鏡をおおっている天体ドームの直径は6mですから、それより望遠鏡のかがみのほうが大きいわけです。いかに大きな望遠鏡かわかりますね。

 また、日本もハワイに直径8mの反射望遠鏡を作っています。「すばる」天文台といいます。


 有名なハッブル宇宙望遠鏡は直径2m40cmの反射望遠鏡です。スペース・シャトルで打ち上げられました。

 ハッブル宇宙望遠鏡は、地球の外にあるので、地球大気の影響(夜、星を見るとちらちらとまたたいているように見えますね。これが大気の影響です。)を受けることが無く、地球上のどの望遠鏡よりもすばらしい画像を得ることができる、すぐれた望遠鏡です。

 ハッブル宇宙望遠鏡の解説図
(画像提供:NASAアメリカ航空宇宙局)


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